八神狼-やがみろう- 
「狗穏、夜叉、行けぇっ!!」

■都会に巣くう「邪(おに)」を退治する21歳の青年。
 犬神筋であり、両親より「狗穏(くおん)」と「夜叉(やしゃ)」二匹の犬神を継いだ。11歳の時に両親を「邪」に殺された経緯を持つ。
 12歳のときから三年ほど中国へと渡り、犬神を扱う修行に明け暮れていた。その甲斐あってか、現在では日本に住む邪狩りの中でも上位ランクに位置する。
 現在は祖母で元邪狩りの蔦絵(つたえ)と一緒に二人暮らし。

鬼流御門-きりゅうみかど- 
「霞魅、いい加減にしろ。いつもいつも狼にベタベタとしてっ。私だって……あ、いや、と、とにかくッ、少しは大人しくしてろっ」

「邪(おに)」を狩る家柄である鬼流家の娘で、18歳の少女。
 幼い頃から邪を狩る戦い方を仕込まれているために高い戦闘能力を誇っており、近接戦闘では狼以上の力を持つ。
 過去、邪狩りの最中にあった事柄を負い目に感じ、自分が女であることを少なからず否定するようになった。その為に狼に好意を持つものの、打ち明けられないでいる。
 狼、霞魅ともに幼馴染のような関係。普段使用する得物は太刀。

高槻霞魅-たかつきかすみ- 
「御門さんっ、いい加減になさらないと、わら人形もろとも五寸釘ぶち込みますわよ!」

高槻神社に祖父の蓮峰と一緒に住む巫女で、邪狩りでの回復サポート役の17歳少女。
 高槻の血の力で超常的に治療をすることが出来るが、自分は前線で戦えないため、力のある御門のことをうらやんでいる。
 自分の心に素直で、好きな狼にいつも甘えるようにしてすり寄っては御門と喧嘩ばかり。
 狼に言い寄る女達はみんな霞魅の敵。男でも敵視されるかも。

龍梨花-ろんりーふぁ- 
「狼、狼、占いやるネ。きっといい結果がでるヨ?」

中国より八神蔦絵を尋ねてやってきた眼鏡をかけた22歳の女性。
 狼の修業時代お世話になっていた龍家の一人娘で、符術の使い手。
 占いが大好きだったり、明るかったりでムードメーカー的であり、御門・霞魅の二人を狼の昔話を持ち出してはからかって遊んでいる。
 狼よりも一つ年上なため、お姉さんぶった所があったり。狼も昔お世話になったため、あまり強くは出られない。

和登絆-わときずな- 
「はい、もう大丈夫です。あんな……、あんな事があっただなんて、まだ信じられないんですけど……」

自殺願望のある16歳の女の子。手首にはリストカットで出来た躊躇い傷がある。
 一応霞魅の通っている高校の後輩にあたり、面識(顔見知り程度に)はある。
 いじめられっ子であり、自殺未遂の原因はイジメや両親の不仲だとか。

当麻戀-とうまれん- 
「狼くん、もう少し落ち着いてください。怒りに我を失えば、また大切な人を失うかもしれませんよ」

狼の親友で教会で新米の牧師をやっている邪狩りの一員の21歳の青年。
 金髪で物腰穏やかで狼とは正反対のタイプ。出会いは二人が高校生の時。頭が切れ、独自のネットワークから邪の情報を手に入れて狼に提供する。
 もともとは邪と戦う力を持たなかったが、狼と一緒にいる時に邪に襲われて左目を失ったのをきっかけに力に目覚めた。
 武器はロザリオと聖水を使った弓。狼とは仲が良いため、よく霞魅に絡まれる。異教徒だし。

高槻 蓮峰-たかつきれんぽう- 
「隙有り!! かっかっか、まだまだ青いわ、八神の若造がっ

高槻霞魅の祖父にして、元邪狩りのトップクラスの実力者。八神蔦絵と共に組んでいた。
 孫娘を溺愛しており、まとわりつく悪い虫(狼)の隙をついては殴りかかる。
 高槻の血の力による能力の他に武器の扱いにも長けているために、現在親が外へと邪狩りに出てしまっている御門の剣の稽古に付き合ったりもする。

八神 蔦絵-やがみつたえ- 
「こりゃ、狼、これくらい避けられんで何が八神ツタエの孫か!!」

八神狼の祖母にして、元邪狩りでトップクラスの実力を持っていた犬神筋の女性。
 現在は狼と二人暮らしをしており、早くに亡くなった息子夫婦の代わりに狼を育てている。
 最近はモデルガンに凝っており、自前で改造して孫を的にして射撃の練習をしているとか。

大嶽-おおたけ- 
「我ガ名ハ大嶽。 そノ名、コの姿をしっカリトそノ脳に焼キ付ケルガいイ!」

過去、人を喰らい、のさばっている所を邪狩り(その頃は邪狩りとは呼ばれていませんが)に退治され、封印されていた。
作中10年前、その封印が何者かにとかれて復活。そこに居合わせた狼の両親を喰い殺す。 その後、まだ力が完全でなくて再度封印の影響で眠りにつくが...。

呉葉-くれは- 
「ふふ…あのお方が好みそうな娘ね・・・」

過去、戸隠を拠点において活動していた鬼女。
誰彼に退治されたとかで音沙汰がなかったが、ここにきて大嶽と呼応するように現われた。